アフターコロナ。自宅での仕事環境どうすれば?現在オンラインでのご相談を受け付けています!

「浄明寺の家」朝5時に起き、挽きたてのコーヒーを愉しむために作ったサンルーム

休みの日の午後、心地よい風を感じながら、ゆったりと読書をしたり、ライフワークのための勉強をしたり、また、家族と楽しいおしゃべりをしながら夕食を食べたり…心穏やかで豊かなゆったりとした時間を過ごす家。
そんな癒やされる空間があれば、どんなに社会で疲れていても、どんな状況でも、また頑張れるように思いませんか?

しかし、現実は…

「ただいま」と玄関を開けると、「一体家族は何人いるのだ?」と思うほどたくさんの靴がころがっていて、宅配便の荷物は開封されずに廊下や階段に積み上げられており、忍者のように横になって歩く始末。共働きである妻は、退社後慌てて保育園子どもたちを迎えに行き、なんとかゲームで遊ばせ、慌ただしく夕食の準備からお風呂に入れ、寝かしつけると同時に寝落ち。本当は、家事をスムーズにすませ、自分の時間を作ってお肌のお手入れしたいのに。

残業して夜遅く帰った夫。幸いな場合には、妻と子供は寝ているか、最悪の場合には、ダイニングテーブル越しの疲れ果てて不機嫌な妻の愚痴を永遠と聞くことになる…自分も極度に疲れているので、妻の声がアタマに入らず適当にあいずちを打っていると、「聞いちゃいない!」とケンカとなり…なんのために働いているのだろうか…

と、よくドラマなどで見る光景ですね^^;

最近では、コロナ渦で、ステイホーム。テレワーク。なにせ急なことなので、その場しのぎの落ちつかない場所を確保し、隣で騒ぐ子供の相手をしながら、仕事をしなくてはならない…夕方はかなりの気疲れが。その割に、成果がなく…の繰り返し。

いったいこの状況、いつまで続くのだろう…と。

共働きで子育てする生活、とても大変ですね。

私も共働き&子育て歴25年。

設計事務所を設立する前、夫婦共に会社勤め(組織設計事務所)、上司も部下もいる身で、もちろん自分の都合は社会では通用せず。息子が生まれて3年間、まあ、会社中心の殺伐とした生活が続き、収入は心配ないけど、休日には疲れ果て、余暇といえば百貨店に買い物に行くくらい…そうしているうちに、家族があいついで病気になる、というような悪循環に陥りました。

そこで、これはまずいと、夫婦で話し合い、「住まい」と「働き方」を徹底的に見直しました。トライ&エラーを繰り返し、役立つことは仕事に活かしお客様にもご提供してまいりました。そして今年2020年、事務所はおかげさまで20周年を迎えます。息子は25歳、20歳。二人共健康に育ってくれまして、IT世界でのクリエーターです。

「辻堂東海岸の家」仕上げを木で統一することなど究極のシンプルを追求した美

住まいは社会の最小単位である

住まいは明日への活力を養う場であり、家族とのコミュニケーションをとる大切な場です。人間の営みでは最小単位であり、心を育む大切な場であります。

しかし、現代の複雑な世の中では、家の中で「やらなくてはならないこと」がたくさんありすぎます。また、最近では、家族がいる家で仕事をする、という状況もでてきてしましました。さらに複雑さは増すばかりです。

だから、今、どうすればいいのか?

ライフスタイルを客観的にみる引き算の美学

いきなり「リモートワーク」と言われて、今、どのように在宅勤務していますか?
少しモノを片付けて、ダイニングテーブルを机代わりに、や、物置にしていた部屋の片隅に机を置いて、など、なんとなくその場しのぎでやり過ごしてはいませんか?


実はそれでは、複雑に絡み合った糸をさらに絡み合わせていることと同じです。机と椅子があれば仕事は出来ますが、成果はでません。

仕事は何かを生み出す行為です。豊かな空間だとアイディアが湧くのになあ、と心のどこかで感じていませんか?また、たくさんの人がスターバックスで仕事をしています。なぜでしょうか?

環境が変われば、人の行動は変わります。豊かな空間こそが富を生む。ということをだれもが潜在的に感じているからです。
だから、場当たり的に机を置くのではなく、家全体、家族のライフスタイル全体で振り返ることが大切なのです。

そこでまず、複雑な家の中から一歩外にでて、客観視してみましょう。
絡み合っている要素をみつめ直し、あらためて、すべてのものを「シンプル」にしていくこと。そう、絡み合った糸をほぐしていくようにです。

では、具体的に、何を?ですね。
それは、

1)モノ
2)動線

この2つのみ。

目的を絞り込むことで、作業が明確化され、効率的になり、最終的には、ライフスタイルを深く探ることができ、自分にとって、家族にとって何が大切なのかが明らかになります。
これが私の言う「デザインにおける引き算の美学」です。

本物のプロは「おしゃれ」や「センス」を第一の目的とはしません。
あくまでも「使いやすい環境」を目標とします。なぜなら、建築の設計は、複雑なものを整理して秩序を作っていく作業だからです。

しかし、実は、ここからが面白いのです!

引き算し、捨てることで余裕と空白ができます。これが自然な豊かさや美しさを生み出していくのです。心も身体も健康な人の美しさが自然であるように。

流行に左右されない美しいデザインは、決して作為的でなく、線を引く建築家の手から自然と生まれます。

では、住み手はどうなるのでしょう?
生活をシンプルにし、その余白の快適さを体験していくうちに、とても豊かで美しいものを享受できるようになります。これが富を生み出すエネルギーとなるのです。

さて、ここで、世でよくいう「断捨離」だけでは豊かな空間は作れないのがおわかりですか?
心のどこかで、豊かさは無いことではない、とわかっているから、人はいつまで経っても、片付けられないのです。だから、整理整頓はいつでも流行るのです(笑)

ここで、設計をしている過程で、お客様から頂いた一通のお便りをご紹介したいと思います。

雨なのに、家の中にいてもとても気持ちがよい。

「北鎌倉の家」窓の外手前の緑は藤棚。玄関にしつらえた藤棚を上からも眺めるように配置を工夫

———————————————————————–
多田先生

今まで先生方とお話しした中で、住む場所や環境は本当に大切なんだと改めて考えるようになりました。

先生方の設計する建物のように、自然を感じられて温かみのある建物が 街中にあふれたら、どんなに素敵になるだろうと思います。生活スタイルも、先生方がおっしゃっていたような自然を感じる生活 (「夜は夜の暗さを感じる生活」など)が人間にとって一番自然で、一 番人間に合っている生活なのでしょうね。

実際、私たちも先生方とお会いしてから、自然に目を向けることが多く なりました。特に茅ヶ崎のK様のお宅に伺ってからは、不思議なくらい身近な自然 を楽しめるようになりました。窓から見えた雨や紫木蓮が本当に綺麗で、「雨っていいなあ」と心から 感じました。雨なのに、家の中にいてもとても気持ちがよかったです。どちらかというと地味な花を咲かせる木蓮が、あんなに綺麗なものだな んて気づきませんでした。

ネオンの明るい街も素敵ですが、ありのままの自然を感じる生活をみん なが送れるようになれば、きっと住む人の気持ちもやさしく穏やかにな れるだろうし、もっと良い世の中になるんじゃないのかなと思います。落書きの多い街や、汚い建物が多い場所は犯罪が多いと言うのも納得出 来るような気がします。

最近、街を見ていてそんな風に思うことが多くなりました。
設計して頂いた新しい家に住んで、どんなことを感じられるのか今から
とても楽しみです。

次回の打ち合わせも楽しみです。
よろしくお願いします。
———————————————————————
ワクワクが伝わりましたか?この方の心の状態の移り変わりがわかりますね。
このように、住まいをシンプルにすると決めると、感性も豊かに育っていくのです。
豊かな空間が人生の豊かさをもたらします。

住まいを美しく整え豊かな人生を送る大切さを語るセミナー受講者は総勢1000人に登る

多田建築設計事務所が20年間、選ばれ続けている理由

共働きで子供を育ててきた経験を活かし、「シンプルな住まい方こそが豊かな人生を過ごすことができることを、世の中の困っている人にも伝えていこう!」と、夫婦で2000年、多田建築設計事務所を設立しました。同時に、より良く住まうための「暮らしの癒やし」というサロンを主宰。今では多くのファンの方に支えられています。(現在は豊かになるライフスタイルラボに改名)

20年経った現在まで、住宅は50棟以上、また、サロンや講演などでお話を聞いてくださった方は1000人に登ります。しかし、単純計算すると、住宅設計は、年間3棟です。多くても1年に6棟以上はお受けしていません。この数字からおわかりの通り、決して大きな事務所ではありません。

それは、一級建築士の資格を持つ夫婦2人で、常に共に1件の設計案件に向かい、お客様に寄り添うようにして、1棟1棟を丁寧に作り続けていきたいから。
今まで多くのお客様が、出来上がった住まいを心から気に入ってくださり、仕事でもプライベートでも充実した人生を送っている喜びが、少しずつ日本中に広まっていったのだと思っています。

お客様には共に歩んでいただき、心より感謝しております。

コロナ禍中。自宅での仕事場づくりなどお困りの方。
現在、オンラインでのご相談を受け付けています!

コロナ禍の中、在宅勤務を余儀なくされている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?落ち着いて仕事できていますか?お子さんがいて集中できなかったり、今までと違い、いつも一緒にいるので、夫婦の距離がうまくとれずにギクシャクしてしまったり…

もうおわかりですね。その悩み、住まいで解決できるかもしれません。

今こそ、ライフスタイルを見直し、心地よく快適な住まいに変えてみませんか?
リノベーションや建て替え等、住まいに関するご相談をオンラインで受け付けております。(設計前のご相談は無料です^^)

これを期に、ライフスタイルと働き方を変え、アフターコロナでも豊かに生きる道を選んでみませんか?


ぜひ、ご相談ください。あなたの勇気をお待ちしております。

折返し、メールにてご返信いたします。
メールが届かない場合はお手数ですがinfo@arttada.comまでご連絡くださいませ。

お電話を希望される方は、0466-42-1793 多田建築設計事務所まで
(月~土曜午前10時~午後5時受付)

尚、簡単な設計の流れについては、こちらを御覧くださいませ。

コロナ禍の後で求められる建築とは?

KATADA Lodge&Villa 三重県津市
ロッジ・ラウンジ・ヴィラの3棟は各々独立しており、必要な心理的距離を持つように設計している。

首都圏も非常事態宣言が解除されました。
コロナ禍で以前とは全く世の中の流れがすっかり変わりました。そしてこれからも変化していくことでしょう。
あたりまえがあたりまえでなくなった今、「カタチあるものはいつかは滅びる…」ということを世界中が目の当たりにしているのではないでしょうか。

オンライン化が進み、働き方やライフスタイルが変わっていくことにより、建築の形態も大きく変わっていくと感じています。
家族や地域という単位やリレーションシップが見直され、また、ソーシャルディスタンスをふまえた人と人との距離、オンラインなども含めたコミュニケーションの方法なども劇的に変化していくのでしょう。

特に、コロナ禍前までは、都心の高いところにある洗練されたオフィスや高層マンションは、単純なまでに、会社や人のステータスを意味していました。
しかし、昨今の災害や疫病の流行により、いよいよデメリットのほうが目立つようになりました。もはや大きい・高い・高価=優れているなどの価値観は崩れてしまっているように思います。

また、これからは、働く場(オフィス)が住む場所(住まい)と密接にリンクしていくようになるでしょう。それに、自然も人間とかなり密接なものとなると思います。建築のあり方は、急速に、大きく変化していくでしょう。

しかし、実はこの傾向、私は10年くらい前から感じていました。このころから、敏感な人々は何かうすうす感じはじめていたと思います。というのも2010年あたりから「快適な空間とは?」や「ストレスのない空間とは?」などのテーマでの講演や取材の依頼が殺到したからです。

住まいの役割は変化している

こちらは7年前(平成25年11月)に石川県金沢市で講演した際に使ったパワーポイントの資料です。テーマは「ストレスのない家」でした。

マズローの欲求5段階説

講演では、価値観の変化を説明するのに、私は心理学者アブラハム・マズローの欲求5段階説であるこのピラミッドを使います。

1番下(赤)食欲や性欲などの本能ともいわれる欲求。
2段め(橙)安全であることの欲求。
3段め(黃)友情や愛情などのリレーションシップの欲求
4段め(緑)認められたいなどの承認欲求
5段め(青)自己実現の欲求

住まいの役割(つまり価値観ですね)もこの欲求に沿ったカタチで変化し続けています。特に、15年前くらいから、人々は見栄やステータスよりも自分の深いところにある欲求を満たしたい、と思い始めていたようです。

講演翌朝、宿泊先のホテルで配られた朝刊。自分が載っていたので、かなりギョッとしました(笑)



当時は自己啓発本や自分探しのようなものが流行っていました。だからでしょう。自分の夢を実現することを住まいに求める人々が増え、私のような建築家に依頼する人が増えました。

では、自分らしく、快適にストレスのない住まいやオフィス空間とは何か?と言いますと、それはカタチや言葉など見えるもので表現するとするならば、住宅ですと趣味の部屋や書斎、アトリエを持つこと、オフィスは環境が働き手にとって均一に優れていることや効率の良さ、あるいはアンデンティティに沿ったデザインです。私自身もこれまでに様々な工夫をしてきました。

「葉山一色海岸の家」
階段の踊り場を一部張り出し、アトリエとした。



しかし、私が最も大切にしているのはそこではありません。
では、何かと言いますと「見えない部分のほうをどう作るか?」です。
つまり壁、床、天井で囲われた空気しかないところ、「空間をどう作るか?」に注力します。まさに、ディスタンスそのものです(笑)
さらに、動線などの空と空のつながり、人間の身体でいうと、気の流れのようなもの、を感覚的に捉えながら目に見えるカタチに表現していきます。

これらを作る過程を少しでも雑に設計という仕事をしてしまうと、居心地の悪い空間、使い勝手が良くない動線、さらに、美しくないみっともない建築となってしまいます。

最近では、建築家がデザインした風のデザイン(笑)がネットなどで多々見受けられるのですが、どれもこれも同じに見えて仕方ありません。心に響かないのは、何か存在感のようなものが全くないためです。建築が生きていないのですね。

その違いは何かというと、作り手の気が見えない部分までいき届いているか否かです。

見えない世界に価値が向かう

ITの世界しかり、ウィルスの世界もしかり、目に見えないものです。そして、このように建築の本質も実は見えない世界を秩序づけることなのです。かつ、どれもこの世に存在する、現実でのこと。だから建築を設計していくことは恐ろしく労を要するのです。

私はこの世の中で、目に見えているものは全体の3~5%くらいだと感じています。これからは、目に見えない95%前後の世界に価値が問われていく世の中になると感じています。(スピリチャルを肯定しているのではなく、目に見えない世界も現実です)

目に見えない部分が大切だからこそ、瞬時に本質を見極めることができる身体とマインドを養うことが日常において、とても大切になっていくでしょう。おおかたの本質は目に見えませんし、マインドが汚れていたら決して見ることはできません。

しっかりと見えない世界をも秩序づけられた本質的な建築が多くの人から求められるようになるでしょう。新しい、がしかし、昔からあり続けていた建築様式に価値があがると予想しています。


建築士を目指す女子学生さんのためのオンライン質問会をおこないます(参加無料)

4月に入り新しい環境となった方も多いことでしょう。わが家のふたりの息子たちも大学院生から社会人へ、そして、下は大学生になりました。ふたりともデジタル情報系なので、すべてリモート作業だそう。授業は300人一斉にZoomでおこなわれ、留学生なども含むグループの課題はSkypeやWeChat でディスカッションするそうです。

さて、これを読んでいるあなたも、自分の行きたい方向への第一歩を歩まれたのでしょうか?それとも、今、夢に向かって受験勉強されていますか?

特に建築学科は建築という目に見えるモノを創るための知識を学ぶところですので、具体的にイメージされて入った方が多いことでしょう。

しかし、ここに来てこの緊急事態宣言。学校の友達などにも会えずに一人で悩んでいる学生さんも多いのではないでしょうか?悩みは人と話すと解決したり、糸口が見つかったりしますよね。

そこで、建築を生業としていこうと学ばれている女子学生さんを対象にオンライン上で質問会をしてみようと思います。なぜなら、私自身が、学生時代からずっとローモデルを探していたからです。

私がローモデルにはならなくても、実際に仕事や共働きでどのようなことが起こりえるのかなどにお答えします。知らないを知っている、にしたり、いろいろな生き方を知る、ことはとても良い機会かな、とも思っています。また、facebook上でのオンラインコミュニティを作ります。ぜひ、いろいろとご活用くださいね。

あなたのご参加を心からお待ちしておりますよ^^

第1回メンバー オンライン質問会
日時:2020年5月16日(土曜)14:00~15:30
*参加対象:高校生、浪人生、専門学校生、大学生、大学院生 
*建築学科に限りません。 
*定員8名 先着順受付

参加は無料です。

まずは、下記のエントリーシートにご記入の上、お申し込みください。

お名前、メールアドレス、電話番号、学校名学科名を記入し、3つの質問に必ずお答えください。

折返し、メールにてfacebook上のクローズのコミュニティアドレスをお送りしますのでご参加ください。

コミュニティ内で当日の質問など事前に受付します。また、質問会はZoomにておこなう予定です。その他、必要連絡事項はすべてコミュニティ内に掲示します。

当日までにオンライン環境を整え、ご参加ください。

エントリーシート

オンラインセッションを始めます!

2019年夏。多くの人で賑わう横浜みなとみらい。今年の夏、このように戻るのか。

家にいなくてはいけない今こそ、ライフスタイルを見つめてみる。

緊急事態宣言が出され、電車や街の人影はまばらとなりました。何となく他人と距離感を取ることが当たり前となってしまい、殺伐とした空気が漂いはじめています。

今まであたりまえであったことがあたりまえでなくなろうとしています。昨今の経済の傾向はより多くの人々を集めてお金を集めるというループがありましたが、この新型コロナウィルスの影響を受け、「規模を縮小して続ける」という方向にシフトしていっているように見受けられます。これから社会は大きく変わっていくでしょう。

だから「いったい、この先どうなるのだろうか?」と不安でいっぱいになります。強制的に習慣が変わることは動物にとってストレスとなります。だからこそ、今、柔軟な頭とカラダにしておくことが大切に思うのです。

不安を具体的に見える化する

不安とは、漠然とした恐怖のことをいいます。だから解決方法は「何に対して恐ているのか?」を自分自信に問いかけすれば良いのですが、「怖い」とういう感情が勝ってしまい、「見て見ぬふり」をしてしまうのが常です。

また、恐怖の対象やその大きさ、また持っている感情の種類やトラウマなどは複雑に絡み合っています。その絡まった糸をほぐす一番の解決方法はノートを開いて頭に浮かんだことをかたっぱしから書いていくこと。

しかし、これも案外、みなさんにとってハードルが高いみたいなのです。まず、白紙の紙を見ると、頭が真っ白になる方が意外に多い(笑)また、ノートは綺麗に書かなくてはならない、とか、こんなことを思い浮かべている私がイヤ!と先にジャッジしてしまい、手が動かなくなるようです。

さて、実はこれ、絵(デッサン)が描けない、と思っている人が多いことと同じなんです。デッサンは見えているそのままを描くことをいいますが、そこにあるリンゴを描いているのに、おおよその方は、自分の頭の中にあるリンゴの像を描いてしまうのです

見ている視点を変える心のデッサン

まずはあるがままに見る練習をしていくことが大切です。その具体的な方法が自分のライフスタイルを振り返ること。実際の今の自分の生活スタイルを見つめ、同時に心の中も視点を変えて見ていきます。これが心のデッサンです。

ライフスタイルセラピーでは、生活スタイルに関するいくつかの質問をしますので、それに答えていただきながら、心のデッサンを仕上げていきます。現在の状態や過去の出来事から始まり、徐々に、自分が本当に望んでいること、豊かに感じることにフォーカスしていきます。

生活を見つめ、心を整えることをおこなっていくと、自分の暮らす生活スタイルもはっきりとわかってくることを実感されるでしょう。素敵な暮らしをされている方はその軸がはっきりしているからステキに見えるのです。

描く絵は一人ひとりが違うように、やはり、あなたの心のデッサンはこの世でたった一枚のものなのです。誰かのライフスタイルを目指すのではなく、ぜひ、ライフスタイルセラピーを活用して自分にしか作ることができないライフスタイルを見つけてくださいね。軸ができると無駄な出費もなくなります。

オンラインライフスタイルセラピーお申し込みはこちらから

豊かな人生はまずは自分を生ききることから始まる

あなたの人生で豊かさとは、何でしょう?

ご自身の人生を振り返ってみてください。豊かさとは、何でしょう?
お金がたくさんあること?
子供たちとの時間?
仕事?
おそらく時間と共に変化していらっしゃるのではないかと思います。
子供の頃の豊かさと今のあなたの豊かさって違うのでは?

人生には3つのステージがありそれぞれに転換点がある

例えば、ヨガスートラの教えの中でこんな考え方があります。(スートラ:哲学)

1.第1ステージ 
学びの時期です。
心身を鍛え、学ぶ時。
ティーンエイジャー、学生の時ですね。

2.第2ステージ 
独立して家庭を築く時期。
 ダルマ=人生の役目 を果たす時期。
 仕事に付き、家庭を持ち、子育てをする時。

3.第3ステージ 
 モノとの関係を切っていくためのスピリチャルな練習をする時期。
 引退して自分の人生をまとめる時。

人生の転換点 トランディッション

生き方が全く変わる変化点であるトランジッションと呼ばれる時期があります。まるで闇に包まれたような、しーんとした静かな状態が訪れるといいます。

かくいう私もさまざまなトランディッションを経験してきました。福岡県から単身で上京して大学生になった時。学部を卒業して組織設計事務所に入社した時。結婚して子育てし始めた時。大病をして退職し、アトリエ系設計事務所を設立した時。

また、状況は変わらなくとも、数年前から、思いがけない苦しい出来事が連続して起こり、心身共にかなり疲弊しました。それまでに付き合いのあった人との別れ。しかし、順に新しいご縁にもたくさん出会えるようになりました。まるで美しい織物のようにひとつひとつ紡いでいくようでした。

今から振り返ると、総替えするように見事に変わりました。今はまるで別世界に来たようで、穏やかで静か。そして豊かです。しかし、その渦中は真っ暗でしんとした深い井戸の中にいるように苦しいものでした。

結果にとらわれない

そんな苦境の中、ヨガティーチャートレーニングにて個人指導を受けました。呼吸に意識を向けているワークで気づいたのです。

これからの私の半生の目標は、全てにおいて「結果にとらわれないで生きること」 ではないかと。

ビジネスの世界は結果が全てです。心を込めているかいないか、頑張っているかいないかは評価には全く関係ありません。

さらに、常に他人軸です。当たり前ですが、ニーズがあって初めてなんらかの付加価値となり報酬が得られるのです。だから評価するのは他人。これも当たり前ですね。

ところが、この他人軸。きちんと使いこなせていないとかなりヤバイです。他人軸に慣れてしまうと、いつのまにか自分を見失います。心で感じていることと全く違うように行動したり、発言したりを無意識でやってしまうようになってしまいます。そして、それを自分だと思い込み始めます。

自分軸は他人軸で汚染されている

私自身、思考が他人軸に汚染されているのに気がついたのは、油絵を描き始めてから。
それまでは、バリバリの仕事人間でした。猛烈に多忙にしていた時は「建築家・多田祐子」を演じていました。「この件に関して、建築家・多田祐子だったらどう考えるだろうか?どう発言して、どう行動するか?」と思考していましたから。もう、病気です(笑)

建築家だから当然、絵は描けるでしょう、と思われている方が多いのですが、実は、そうでもないのです。建築と絵画の製作のアプローチは全く違います。

建築の設計は、クライアントが必ずいます。もう、ここですでに他人軸ですね。また、予算や建築関連法規や、敷地条件、さらにクライアントの要望など膨大な条件と制約の中からモノを生み出していかなくてはなりません。最近では、予算と条件が複雑すぎて、建築家が創作できる箇所がかなり減ってきているように感じます。

反対に、絵は全て自分軸です。自分が描きたいコンセプトも自由。画材も自由。水彩なのか油絵なのかクレヨンなのか、キャンバスなのかベニヤ板に描くのか。また、大きさもスケッチブックほどの大きさかあるいは100号の大作か、はたまた壁に描くのか、など全て自分で決められます。ただし、これもパトロンに合わせて描くとなると、他人軸になってしまうのですが。

自分が良いと思うように描けば良い。私も絵を描き始めの頃、自由だ自由だ、と嬉しくて仕方なかったのです。しかし、これが、案外すぐに、壁にぶち当たりました。描いている途中で、どうしても他人軸の自分が出てきてしまう。うまく描こう、とか、他人がどう見るか、構図はあっているか、はたまた、建築家としてこのセンス、このデッサンだと恥ずかしくないか?な〜んてことまで、頭をよぎるのです。単なる絵描きなのに(笑)そんなことが浮かぶと、一瞬で筆の動きが止まってしまう。あるいはお利口なつまらない絵の方向に向かい、主題と外れていきます。なぜか。そう、どこかで結果にとらわれているからです。もう、癖になっているのですね。思考回路が。

感動の衝撃が自分軸を呼び起こす


そんな時、ふと訪れた箱根仙石原にあるポーラ美術館でゴッホの「ヴィゲラ運河にかかるグレーズ橋」に出会います。それが、私の大きな転換点でした。もう、絵の前から動けなくなるくらい頭をガーンと叩かれました。泣き叫びそうになりました。私はいったい、今まで何をしていたのだろう、何を見てきたのだろう、と。私の中の奥にある何かがガラリと音を立てて変わりました。モノの見え方がその日の前後で全く違うのです。風景が、絵画が、人々が、音も光も全く違うように感じられます。あまりの変わりように、もしかしたら、また元に戻るのではないか、とか(笑)もう半ばパニックです。そうそう、その日一度会場を出たのですが、どうしても気になってもう一度再入場してゴッホの絵に会いに行ったくらいですから。

’つらぬき通す’ゴッホ

さて、結果にとらわれないで自分軸を貫き通したのが、このフィンセント・ファン・ゴッホだと思います。パリで画商をしていた弟テオに援助を受けながら、自分の思想と作風を突き詰めた画家。ゴッホの生きた19世紀末のヨーロッパは、それまでのブルボン家、ハプスブルグ家などの勢力を振るっていた貴族文化が崩壊して、産業革命が起こります。そのために生まれた新興ブルジョアジー達がこぞって室内に絵画を飾った時代。だから、ルノワールやモネなどの柔らかく美しい絵画が売れた時です。それでも、ゴッホは自らの作風を流行に迎合せずに貫き通した生き方をしています。だからこそ、今、ゴッホの作品は想像を絶する金額で取引されているのではないかと思うのです。

それは、結果を求めて描いていない‥ということです。

豊かさは自分をつらぬく強さから生まれる

ゴッホの絵から受けた衝撃はこうでした。豊かさの本質は、結果から生まれるのではなく、個性を大切にし、それを貫く強さや勇気。プラス描き続ける根気の中にあるのではないかと。自分を他人に無理に合わせることなく、今感じたことを大事に、伝える相手が少なくても、黙々と表現し続けること。実は、そのエネルギーと時間が化学反応を起こし、豊かさとなって人の心を動かすのではないかと。

結果というものはほんのつかの間のこと、一時的なものです。結果は、今に存在するものではなく、必ず、過去にしかありません。人によっても評価はそれぞれ違います。そして、頑張って頑張って結果を出しても、次の瞬間には未来のもっと良いといわれる結果に向かって歩むのが他人軸での生き方です。これは、麻薬のように中毒作用があるのです。

どちらも努力は必要です。しかし、向かっているところが全く正反対なのはわかりますよね。そして自分軸も他人軸も必要なんです。どちらか一方でもいけない。

自然の中の花や鳥たちは、存在するだけで美しい。夏のひまわりは元気よく咲いているし、秋のコスモスは可憐に風に揺られて堂々と立っています。川にいる鳥たちもカモが「私もサギみたいに足が長くなりたい」などと思ってはいないはずです。(あれ?そんなお話ありましたかね^^;)だから、人も同じで、自分を生き切ること、その存在自体が、すでにもう美しい、のだと。

だから、堂々と自分を生きていく。

視点を変えなくては真実は見えない

これからの世の中は今までとは全く違った価値観となるでしょう。
そう、もはやハウツーで生きていくことはできなくなる。
不安定、不確定、複雑、不明確と言われる時代だからこそ
翻弄されないよう、しっかりと自分を見つめ直したい。

自分はいくら探しても見つかるはずはありません。

見つけるための目を変えなくては真実は見えないのです。(つづく)

習慣を変えてしまうライフスタイルセラピー

希望の家 名古屋市

なんだか最近、うまくいかない…それがチャンスです!

いつものとおりにやっているのに、なぜか違う結果が出てしまう…
誰でも、このように感じる時があります。

頑張って生きていると、必ず、ぶち当たる壁。
頑張って、頑張って、力がふとゆるんだ時などに
漠然とした不安、恐怖がおそってきて。

でも、その「とどこおり」
実は、チャンスなのです!

一日に何役こなしていますか?

人間はこの現代社会で生きていくために、
無意識にいくつもの役割を演じてしまっています。
少し考えてみましょう。
あなたは一日に何役こなしていますか?

例えば、朝起きて朝食やお弁当を作るのは、母親としてのあなた。
会社に行けば、会社の人として。

人間の一生にはさまざまなステージがあります。
赤ちゃんから幼少期を経て。学校では生徒となり、卒業して、社会人として。結婚すると子育てして。そして孫が生まれ…

素の自分に戻っていますか?

たくさんの役割を終えて
素の自分が現れる時間を一日のうちに取れていますか?
本来の自分に戻ることのできる時間。

そもそも…素の自分ってどんなのだっただろう?

子供の頃(9歳まで)に思っていたことや、夢みていたことは?
あるいは、苦しかったことや悲しかったこと、なんだった?

本当は違う!ってどこかで思っているのなら…

一生懸命「現実を生きるために必要な人」になり
役割を演じている自分と、素の自分とのギャップがでてくる。

そうすると、人って苦しくなるんです。
本当は、フタをしている素の自分が出たがっているのですから。
自分が自分にウソをついてしまっている。

そうなると、うまく物事が進まなくなってしまうのです。
アクセル踏みながらブレーキ踏んでいる、というような状態です。

「そうはいっても現実は…」と誰でも思います。

しかし、その現実も実は自分がつくってしまっています。
じゃあ、どうすればいいの?ですよね。

現実を変えるために、まずはライフスタイルを変える

「朝起きて、まず何をしますか?」

これは、私が講演をおこなうときに必ず聞く質問です。
トイレに行く、顔を洗う、洗濯機のスイッチを押す…般若心経を読む、なども。
厳密に言うと、100名いたらおおよそ80通りほどでてきます。

さらに、次、その次、と考えると何パターンできるのでしょうか。おなじものはなさそうですね。

そして、気づきましたか?
実は、これが良く建築家が使う「動線」という言葉の意味なのです。

習慣は動線である。だから、動線を変えれば習慣が変わる。

あなたの動線はあなたの習慣を表したもの。
だとすると、習慣を変えるには動線を変えると良いのです。
この動線を変えるアプローチをしていくものがライフスタイルセラピーです。

ライフスタイルを見直して
住まいを整え、マインドを整えていく。

住宅やホテル、美容サロンの設計を20年間手掛けてきて感じるのは、人間はとっても環境に影響を受けている、ということは間違いありません。

住まいとマインドを同時に整えて参りましょう。

習慣を変えるライフスタイルセラピー 

本来の生き方(使命)に沿ったライフスタイルに変えることで、
自然な状態で持っている力を出せるようにようになります。

住まいを変えると住まう人のエネルギーも変わります。
ライフスタイルを見つめ直し、納得のいく生き方を見つけてください。
そして、おしゃれだけではない、オリジナルで素敵なインテリアを手にしてください。

こちらからお申し込みください。